農業センシング

ドローンが撮影した画像を繋ぎ合わせて生成する一枚の大きな画像のことを「オルソモザイク画像」といいます。農地で撮影したドローン画像から生成したオルソモザイク画像は、いわば最新の農地マップです。農地の内部を隅々まで確認することで、現地での見回りとは異なる視点で農地を確認することができます。いろはではこのオルソモザイク画像を誰でも簡単に作成することができます。

作物の一玉一玉を認識した上で、個数と大きさを計測・集計する診断機能です。撮影時点での作物の生育状況を数値化することに加え、農地内で生育が進んでいる地点、遅れている地点も見える化します。

画像解析から得たキャベツのサイズを基に一玉当たりの重量を計算します。収穫前の農地においてどの程度の収穫重量が見込まれるかを機械的に診断します。

人が入りにくい水田の内部までドローンが撮影し、画像解析によって雑草の発生をチェックする診断機能です。農地内における雑草の発生状況に加え、どの地点で雑草が発生しているかを見える化します。

上空からの視点で農地内の色ムラを把握します。人の目では行うことのできない色の数値化を機械の目で行い、農地全体で葉色が濃い場所、薄い場所の把握を可能にします。

農地の均平性は水田管理において重要なポイントです。ドローン画像解析により農地の高低差を可視化することができます。高い場所、低い場所、また農地内の平均的な高さの地点を見極めることで、春先の均平作業が効率化されます